第49回・2026年

49A114|第49回 救急救命士国家試験 過去問

心タンポナーデにみられる特徴的な所見はどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.奇脈

この問題のポイント

心タンポナーデに特徴的なのは奇脈なので、答えは3です。心臓が周りの液体で圧迫され、息を吸うたびに脈が弱くなります。

解説

心タンポナーデは、心膜腔(心臓を包む袋の中)に血液や液体がたまり、心臓が外から圧迫される状態です。
奇脈とは、吸気時に収縮期血圧が10mmHg以上下がる脈のことです。
息を吸うと右心系へ戻る血液が増えますが、圧迫された心臓では左心系の充満がその分減り、脈が弱くなります。
奇脈は重症喘息や緊張性気胸でもみられます。
大脈は大動脈弁閉鎖不全、小脈はショックや大動脈弁狭窄でみられます。
交互脈は重症心不全、二段脈は期外収縮の所見です。

選択肢の確認

1.大脈:大動脈弁閉鎖不全などでみられる脈です。
2.小脈:ショックや大動脈弁狭窄でみられる脈です。
3.奇脈:心タンポナーデの特徴的な所見です。正答です。
4.交互脈:重症心不全でみられる脈です。
5.二段脈:期外収縮でみられる脈です。

覚えるポイント

「心タンポナーデ=ベックの三徴+奇脈」。

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