48B025第48回 救急救命士国家試験 過去問

心タンポナーデの可能性を考えるべき症候はどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4.頸静脈怒張

この問題のポイント

心タンポナーデでは心膜腔の液体が心臓の拡張を妨げ、静脈血が心臓に戻れないため頸静脈が怒張します。血圧低下・頸静脈怒張・心音減弱がベックの三徴です。

解説

心タンポナーデは外傷、心破裂、大動脈解離、心膜炎などで心膜腔に液体が貯留して起こる閉塞性ショックです。頸静脈怒張は右心系の圧上昇を示し、緊張性気胸とともに「ショック+頸静脈怒張」の鑑別で重要です。徐脈ではなく頻脈になり、奇異呼吸や気管偏位、呼吸音減弱は胸部外傷(フレイルチェスト・緊張性気胸・血胸)の所見です。

選択肢の確認

1.徐脈:心タンポナーデでは頻脈になります。
2.奇異呼吸:フレイルチェストの所見です。
3.気管偏位:緊張性気胸の所見です。
4.頸静脈怒張:心タンポナーデを疑う所見です。正答です。
5.呼吸音減弱:気胸や血胸の所見です。

覚えるポイント

「ショック+頸静脈怒張=心タンポナーデ(呼吸音正常)か緊張性気胸(呼吸音左右差)」。

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