Y2021M10E1Q10第2021年10月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第一種関係法令(有害業務)労働基準法(年少者・女性の就業制限)

女性については、労働基準法に基づく危険有害業務の就業制限により次の表の左欄の年齢に応じ右欄の重量以上の重量物を取り扱う業務に就かせてはならないとされているが、同表に入れる A から C の数値の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 年齢 重量(単位 kg) 断続作業の場合 継続作業の場合 満16歳未満 A 8 満16歳以上 満18歳未満 B 15 満18歳以上 30 C A B C

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、女性の危険有害業務の就業制限における、年齢別・作業形態別の重量物取扱い基準を完成させます。

正しい数値は、Aが12kg、Bが25kg、Cが20kgです。

解説

女性については、年齢と、重量物を断続的に取り扱うか継続的に取り扱うかに応じ、一定以上の重量物を扱う業務への就業が制限されています。

問題文中のA、B、Cは、選択肢の記号ではなく表の空欄です。

基準の整理

満16歳未満では、次の重量以上の業務へ就かせてはなりません。

  • 断続作業は12kg
  • 継続作業は8kg

満16歳以上満18歳未満では、次のとおりです。

  • 断続作業は25kg
  • 継続作業は15kg

満18歳以上では、次のとおりです。

  • 断続作業は30kg
  • 継続作業は20kg

したがって、Aは12、Bは25、Cは20です。

断続作業と継続作業

断続作業は、重量物を扱う動作の間に休止や別作業が入り、連続して負担がかからない作業です。

継続作業は、重量物取扱いを繰り返し又は連続して行うため、同じ重量でも身体への累積負担が大きくなります。

そのため、継続作業の上限は断続作業より低く設定されています。

ひっかけポイント
年齢が上がるほど基準重量は大きくなりますが、どの年齢区分でも継続作業の方が厳しい基準です。

作業管理のポイント
法定基準以下でも腰痛リスクがないとは限りません。荷物の形状、持ち上げ高さ、頻度、ひねり、運搬距離、個人差も確認し、台車やリフトを優先します。

選択肢の確認

1.10 20 20
誤り。
Aは12、Bは25、Cは20です。この組合せではAとBが誤っています。

2.10 20 25
誤り。
Aは12、Bは25、Cは20です。この組合せは全ての空欄に一致しません。

3.10 25 20
誤り。
Bの25とCの20は合っていますが、Aは10ではなく12です。

4.12 20 25
誤り。
Aの12は合っていますが、Bは25、Cは20です。

5.12 25 20
正答。正しい組合せです。
満16歳未満の断続作業は12kg、満16歳以上満18歳未満の断続作業は25kg、満18歳以上の継続作業は20kgです。

覚えるポイント

  • 満16歳未満は、断続12kg、継続8kgである。
  • 満16歳以上満18歳未満は、断続25kg、継続15kgである。
  • 満18歳以上は、断続30kg、継続20kgである。
  • 継続作業の基準は、断続作業より厳しい。
  • 法定基準に加え、機械化、補助具、作業姿勢も検討する。

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