32PM102|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷膝・大腿スポーツ障害
ジャンパー膝で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ジャンパー膝は、ジャンプ動作の反復で起こる膝伸展機構の障害です。
代表的な圧痛部位は、膝蓋骨下極部です。
解説
ジャンパー膝は、膝蓋腱炎または膝蓋腱症として扱われるスポーツ障害です。
バレーボール、バスケットボール、陸上跳躍など、ジャンプや着地を繰り返す競技でみられやすくなります。
膝蓋腱は膝蓋骨下極から脛骨粗面へ向かう腱で、ジャンプや着地時に大きな牽引ストレスを受けます。そのため、膝蓋骨下極部に圧痛がみられることが多いです。
膝蓋跳動は関節水腫でみられる所見です。グラスピングテストは腸脛靱帯炎で用いられます。クリックは半月板損傷などで重要です。
スポーツ障害での注意点
ジャンパー膝では、練習量、着地フォーム、大腿四頭筋やハムストリングスの柔軟性、股関節・足関節の機能も確認します。
選択肢の確認
1.膝蓋跳動がみられる。
誤り。
膝蓋跳動は膝関節内に水腫があるときにみられます。ジャンパー膝の代表所見ではありません。
2.膝蓋骨下極部に圧痛がみられる。
正しい。
ジャンパー膝では膝蓋腱付着部である膝蓋骨下極部に圧痛がみられます。最も重要な所見です。
3.グラスピングテストが陽性となる。
誤り。
グラスピングテストは腸脛靱帯炎で用いられる検査です。ジャンパー膝の代表検査ではありません。
4.膝関節屈伸でクリックを触知する。
誤り。
膝関節屈伸時のクリックは半月板損傷などでみられることがあります。ジャンパー膝の代表所見ではありません。
覚えるポイント
- ジャンパー膝は膝蓋腱障害。
- 膝蓋骨下極部に圧痛がみられる。
- ジャンプや着地の反復で起こりやすい。
- 膝蓋跳動は関節水腫、クリックは半月板損傷で重要。