32PM77|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論上腕骨骨折
上腕骨解剖頸骨折で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
上腕骨解剖頸骨折は、肩関節内骨折として扱われます。
骨折部が深部にあり、肩周囲の腫脹も強いため、変形は触知しづらいことが重要です。
解説
上腕骨解剖頸は、上腕骨頭と大結節・小結節の境界付近にあります。
解剖頸骨折は関節内骨折であり、肩関節内の腫脹や血腫をきたしやすいです。骨折部が深部にあるため、外観や触診で明瞭な変形を確認しにくいことがあります。
転倒時に手をついて受傷しやすいのは上腕骨外科頸骨折や橈骨遠位端骨折などで重要です。ハンギングキャストは上腕骨骨幹部骨折などで用いられます。
鑑別のポイント
上腕骨近位部では、解剖頸骨折、外科頸骨折、大結節骨折を区別します。解剖頸骨折は関節内骨折として、腫脹や骨頭壊死にも注意します。
選択肢の確認
1.転倒時に手を衝き受傷する。
誤り。
転倒時に手をつく介達外力は上腕骨外科頸骨折などで重要です。解剖頸骨折の特徴として最も適切な記述ではありません。
2.関節の腫脹は軽微である。
誤り。
上腕骨解剖頸骨折は関節内骨折であり、肩関節内の腫脹や血腫がみられやすいです。軽微とはいえません。
3.変形は触知しづらい。
正しい。
骨折部が深部にあり、肩関節周囲の腫脹も加わるため、変形は触知しづらいことがあります。解剖頸骨折の特徴として適切です。
4.ハンギングキャストを用いる。
誤り。
ハンギングキャストは上腕骨骨幹部骨折などで用いられる固定法です。上腕骨解剖頸骨折の代表的固定としては不適切です。
覚えるポイント
- 上腕骨解剖頸骨折は関節内骨折。
- 肩関節内腫脹や血腫をきたしやすい。
- 変形は触知しづらい。
- ハンギングキャストは上腕骨骨幹部骨折で重要。