112E6|第112回 医師国家試験 過去問

総合診療・救急・ケア総合診療基本手技・処置

筋肉注射に適さないのはどれか。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

筋注部位は十分な筋肉量があり、大きな神経・血管を避けられる場所を選びます。上腕前面の上腕二頭筋は標準的な筋注部位ではありません。

解説

標準的な筋肉注射部位には三角筋、中殿筋部、外側広筋などがあります。上腕二頭筋の周囲には上腕動脈や神経が走り、筋注のための安全な標準部位として選びません。年齢、体格、薬液量、製剤の指示に応じて部位と針を選びます。

大殿筋部は歴史的に用いられてきましたが、坐骨神経損傷や皮下脂肪への誤注入に注意が必要です。本問での選択肢の正誤と、現在どの部位を優先するかは区別して学びます。

選択肢の確認

a 三角筋
適応となる部位です。ワクチンなど少量の筋注に用います。肩峰との位置関係を確認し、深すぎる・高すぎる穿刺を避けます。

b 大殿筋
本問では適応部位として扱われます。ただし坐骨神経損傷などの危険から、現在は他部位を優先する場合があり、場所を正確に選びます。

c 中殿筋
適応となる部位です。殿部の安全な解剖学的指標を用いて神経・血管を避けて選択します。

d 上腕二頭筋
正答。筋注に適しません。大きな神経・血管に近く、標準的な筋注部位ではありません。

e 大腿四頭筋(外側広筋)
適応となる部位です。外側広筋は筋量を確保しやすく、特に乳幼児の筋注で重要です。

覚えるポイント

  • 筋注は三角筋・中殿筋部・外側広筋などを適切に選択。
  • 神経・血管損傷を避け、上腕二頭筋は選びません。

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