112F22|第112回 医師国家試験 過去問
喉頭の機能として誤っているのはどれか。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
喉頭は空気の通り道であり、声を作り、嚥下時に下気道を守ります。食物をかみ砕く咀嚼は口腔の働きです。
解説
喉頭は咽頭と気管の間に位置します。声門を開いて呼吸を行い、声帯振動によって声の音源を作ります。嚥下時には喉頭挙上や声門閉鎖などにより、食物が気道へ入ることを防ぎます。構音は舌・口唇・口蓋などの働きが中心ですが、発声・声門調節も言語音の形成に関わります。一方、歯と咀嚼筋によって食物を粉砕する働きは、喉頭の機能ではありません。設問は「誤っている機能」を選びます。
選択肢の確認
a 嚥 下
正しい内容です。喉頭の挙上と閉鎖は嚥下時の気道防御に重要で、障害すると誤嚥を来し得ます。
b 構 音
本問では誤りとして選びません。構音の中心は口腔・咽頭の調節ですが、声門の開閉や発声調節も言語音形成に関与します。
c 呼 吸
正しい内容です。喉頭は上気道の一部で、声門を通じて肺へ出入りする空気を通します。
d 咀 嚼
誤った内容なので正答です。咀嚼は歯列、顎関節、咀嚼筋、舌などによる口腔内の食物粉砕・混和で、喉頭の機能ではありません。
e 発 声
正しい内容です。呼気による声帯の振動が発声の音源になります。反回神経麻痺などでは嗄声が生じます。
覚えるポイント
喉頭の主要機能は呼吸、発声、気道防御。咀嚼は口腔・顎の機能として区別します。
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