113D1|第113回 医師国家試験 過去問

小児・周産期・女性医学小児科小児救急・けいれん

単純型熱性けいれんの特徴はどれか。

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正解: c

正答

c 1~3歳で発症することが多い。

この問題のポイント

単純型熱性けいれんは乳幼児期の発熱に伴う全般性・短時間・単回の発作が基本であり、1~3歳に多い。

解説

熱性けいれんは主に生後6か月~5歳ごろに、発熱に伴って生じる発作である。中枢神経感染症や明らかな代謝異常などによる発作は区別する。単純型の特徴は、全般性、持続15分未満、通常24時間以内に反復しないことであり、特に1~3歳で発症することが多い。

焦点性、15分以上の持続、24時間以内の反復のいずれかがあれば複雑型として評価する。発作後に眠ることはあるが、長時間意識が回復しない場合は脳炎・脳症、髄膜炎、非けいれん性発作などを考え、単純型熱性けいれんと決めつけない。分類上の15分という基準と、救急対応を始める時点は異なり、発作が5分以上続く場合などには速やかな救急対応が必要となる。

選択肢の確認

a 片側性のけいれんを呈する。
誤り。片側性などの焦点性発作は複雑型を考える特徴で、単純型は全般性が基本である。

b けいれんは20分以上持続する。
誤り。単純型は15分未満であり、20分以上の持続は複雑型の条件となる。

c 1~3歳で発症することが多い。
正しい。熱性けいれんは乳幼児期、特に1~3歳で起きることが多い。

d 24時間以内にけいれんを繰り返す。
誤り。24時間以内に反復する発作は複雑型として評価する。単純型では原則単回である。

e けいれんの後に24時間以上意識障害が持続する。
誤り。24時間以上の意識障害は単純型の経過として説明せず、中枢神経感染症や脳症などを検索する。

覚えるポイント

  • 単純型:全般性・15分未満・24時間以内に反復なし。
  • 遷延する意識障害や焦点性所見は別の重篤病態も評価する。

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