115F7|第115回 医師国家試験 過去問
内科系呼吸器呼吸機能・身体診察
呼吸機能検査を行ったところ、肺活量4,200 mL、1秒量3,200 mL、努力性肺活量4,000 mL、予測肺活量3,900 mL、予測1秒量3,000 mLであった。 1秒率(FEV₁%)を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には小数第1位を四捨五入すること。
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正解: c
正解
c 80
解説
**1秒率(FEV₁%)**は、次の式で求めます。
計算式
1秒率 = 1秒量 ÷ 努力性肺活量 × 100
今回は、
3200 ÷ 4000 × 100 = 80
となるため、答えは**80%**です。小数にはならないので、四捨五入は不要です。
この問題のひっかけ
この問題では、肺活量や予測値があえて並べられており、どの数値を式に入れるかが問われています。1秒率に使うのは、1秒量と努力性肺活量です。
- 肺活量 4200 mL は使いません。
- 予測肺活量 3900 mL も使いません。
- 予測1秒量 3000 mL も使いません。
よくある取り違え
- 1秒率:1秒量 ÷ 努力性肺活量 × 100
- %肺活量:肺活量 ÷ 予測肺活量 × 100
- %1秒量:1秒量 ÷ 予測1秒量 × 100
選択肢の107は、予測1秒量を使って計算する**%1秒量**を連想させる値であり、典型的なひっかけです。
覚えるポイント
- 1秒率は閉塞性障害の評価に重要です。
- %肺活量は拘束性障害の評価に用います。
国試では、何を分母にするかを正確に覚えているかが得点差になります。