116B45第116回 医師国家試験 過去問

内科系循環器弁膜症・心雑音

治療方針の決定に役立つ情報に含まれないのはどれか。

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正解: e

正解

e MIBG心筋シンチグラフィの所見

解説

この設問は、前問の 大動脈弁狭窄症 を前提に、治療方針決定に何が必要かを問う問題です。
弁膜症の治療方針を決める際に重要なのは、

  • 症状の有無と程度
  • 併存疾患
  • 心エコー所見
  • 必要に応じた 心臓カテーテル検査所見

です。

一方、MIBG心筋シンチグラフィ は心筋交感神経機能の評価に用いられる検査であり、大動脈弁狭窄症の治療方針決定に通常必須ではありません。

治療方針決定に重要な情報

  • a 自覚症状
    症候性かどうかは手術適応判断で極めて重要です。

  • b 併存疾患の有無
    手術リスクや治療法選択に影響します。

  • c 心エコー検査の所見
    弁口面積、圧較差、左室機能などの評価に必須です。

  • d 心臓カテーテル検査の所見
    冠動脈評価や弁膜症重症度評価で参考になります。

含まれないもの

  • e MIBG心筋シンチグラフィの所見
    大動脈弁狭窄症の標準的な治療方針決定には通常含まれません。

ひっかけポイント

心臓の検査なら何でも役立ちそうに見えますが、
大切なのは その疾患の治療判断に直結する情報かどうか です。

覚えるポイント

  • 大動脈弁狭窄症では
    • 症状
    • 重症度
    • 左室機能
    • 併存疾患
      が重要
  • MIBG はこの文脈の主要評価項目ではない

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