117A10|第117回 医師国家試験 過去問
内科系循環器肺循環・血栓塞栓
下肢の深部静脈血栓のリスクファクターとなるのはどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: a・c・d
正解
a、c、d
DVTの基本
深部静脈血栓症、DVT は、Virchow の三徴である
- 血流うっ滞
- 血管内皮障害
- 凝固能亢進
に関連して起こります。
このうち、国試では特に凝固能亢進を来す状態がよく問われます。
各選択肢の検討
a 妊娠
正しいです。
妊娠では凝固能が亢進し、さらに静脈うっ滞も加わるため、DVT リスクが上昇します。
b う歯治療
誤りです。
通常、下肢深部静脈血栓症の代表的リスクファクターではありません。
c 担癌状態
正しいです。
悪性腫瘍は凝固能亢進を引き起こし、血栓症の重要な危険因子です。
d 経口避妊薬内服
正しいです。
エストロゲンの作用で凝固能が高まり、DVT リスクが上がります。
e Helicobacter pylori感染
誤りです。
DVT の代表的リスクとはいえません。
覚えるポイント
DVT で頻出の危険因子は、
- 妊娠
- 悪性腫瘍
- 経口避妊薬
- 長期臥床
- 手術後
などです。
まとめ
下肢の深部静脈血栓のリスクファクターとなるのは、a 妊娠、c 担癌状態、d 経口避妊薬内服です。