117D3|第117回 医師国家試験 過去問
脳・精神・感覚器・皮膚脳神経内科てんかん・頭痛
てんかん発作の焦点が側頭葉に存在すると考えられる症状はどれか。
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正解: a
正解
a 口をもぐもぐさせる。
解説
側頭葉てんかんでは、口部自動症が典型的である。
その代表が、口をもぐもぐさせる、唇をなめる、飲み込むような動作である。
なぜ側頭葉を考えるのか
側頭葉てんかんでは、焦点起始の発作に伴って
- 口をもぐもぐさせる
- 手をいじる
- ぼんやりする
- 既視感や違和感を訴える
といった症状がみられやすい。
各選択肢の検討
a 口をもぐもぐさせる。
正しい。側頭葉てんかんに典型的な口部自動症である。b 会話中に突然眠り込む。
てんかんというより、まず睡眠障害やナルコレプシーなどを考える。c 目の前がチカチカする。
後頭葉由来の視覚症状を考えやすい。d 両上肢をピクッと動かす。
ミオクロニー発作を示唆する。e 全身強直後にけいれんする。
全般強直間代発作の典型であり、側頭葉焦点を直接示す所見ではない。
覚えるポイント
側頭葉てんかん = 自動症、とくに口部自動症をまず思い出す。