118F30|第118回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生生活習慣・健康づくり
特定保健指導で正しいのはどれか。
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正解: d
正解
d リスクファクターの数に応じて対象者を抽出する。
特定保健指導とは
特定保健指導は、メタボリックシンドロームの該当者や予備群 を対象に行う保健指導です。
腹囲に加えて、血糖、脂質、血圧などの リスクファクターの数 に応じて対象者を抽出し、支援の強さを決めます。
このため、正しい記述は d です。
なぜ d が正しいのか
特定保健指導では、健診結果から
- 腹囲
- 血糖異常
- 脂質異常
- 血圧高値
- 喫煙歴
などをもとに、動機付け支援 や 積極的支援 の対象を決めます。
つまり、個々のリスクを持つ人を抽出して介入する ハイリスクアプローチ が基本です。
各選択肢の整理
a 事業主が実施する。
誤りです。
実施主体は 医療保険者 です。
事業主ではありません。
b 20歳以上を対象とする。
誤りです。
対象は原則 40〜74歳 です。
c 健康増進法で規定されている。
誤りです。
特定健診、特定保健指導は 高齢者の医療の確保に関する法律 に基づきます。
d リスクファクターの数に応じて対象者を抽出する。
正解 です。
e ポピュレーションストラテジーに基づいて対策する。
誤りです。
特定保健指導は、集団全体ではなく リスクのある個人を抽出して介入する ので、ハイリスクストラテジーです。
ひっかけポイント
健康づくり政策全体ではポピュレーションストラテジーも重要ですが、特定保健指導そのもの は個別介入です。
ここを混同しないことが大切です。
覚えるポイント
特定保健指導は、
- 40〜74歳
- 医療保険者が実施
- リスク数で対象抽出
- ハイリスクアプローチ
で整理すると解きやすいです。