119C69第119回 医師国家試験 過去問

脳・精神・感覚器・皮膚精神科認知症・せん妄

この患者で認める可能性が高いのはどれか。

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正解: e

正解

e 起立性低血圧

解説

本症例では、レム睡眠行動異常、便秘、認知機能低下、幻視、認知の変動、筋強剛、小刻み歩行を認めており、レビー小体型認知症が強く疑われます。

レビー小体型認知症では、自律神経障害を合併しやすく、起立性低血圧は代表的な所見です。
便秘も同じく自律神経障害の一部として理解できます。

各選択肢の整理

  • a 失語
    典型的な所見ではありません。

  • b 運動失調
    小脳障害を示す所見であり、本症例の中心病態ではありません。

  • c 感覚障害
    レビー小体型認知症の典型所見ではありません。

  • d 項部硬直
    髄膜刺激症状であり、この病態とは関係しません。

  • e 起立性低血圧
    自律神経障害として認めやすい所見です。
    正解です。

覚えるポイント

レビー小体型認知症では、
幻視、認知の変動、パーキンソニズム、自律神経障害が重要である。
自律神経障害の代表が起立性低血圧である。

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