119C70第119回 医師国家試験 過去問

脳・精神・感覚器・皮膚精神科認知症・せん妄

診断に有用なのはどれか。

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正解: e

正解

e ドパミントランスポーターシンチグラフィ

解説

本症例では、幻視、認知機能の変動、パーキンソニズム、レム睡眠行動異常を認めており、レビー小体型認知症が強く疑われます。

ドパミントランスポーターシンチグラフィは、線条体におけるドパミントランスポーターの集積低下を評価する検査で、黒質線条体系の変性を反映します。
そのため、レビー小体病の診断や鑑別に有用です。

各選択肢の整理

  • a FDG-PET
    脳代謝の評価には有用ですが、この設問で最も典型的に診断に役立つ検査ではありません。

  • b 頸椎単純CT
    頸椎病変の評価に用いる検査であり、この病態の診断には直結しません。

  • c 頸部超音波検査
    頸動脈や甲状腺などの評価に用いる検査です。

  • d 脳血管造影検査
    脳血管病変の評価を目的とする検査であり、適切ではありません。

  • e ドパミントランスポーターシンチグラフィ
    レビー小体型認知症やパーキンソニズムの評価に有用です。
    正解です。

覚えるポイント

レビー小体型認知症では、
幻視、認知の変動、パーキンソニズム、レム睡眠行動異常が重要です。
診断補助としてドパミントランスポーターシンチグラフィが役立ちます。

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