120E14|第120回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム臨床研究・EBM診断特性・検査
抗核抗体は全身性エリテマトーデス〈SLE〉に対して感度99%、特異度60%と報告されている。SLEの検査前確率が30%と想定される。 抗核抗体が陽性の場合にSLEである確率はどれか。
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正解: c
正解
c 51%
解説
求めるのは、検査陽性となった人が実際にSLEである確率、つまり陽性的中率です。
計算
検査前確率30%なので、100人を想定します。
SLEあり
- 30人
- 感度99%なので陽性は約29.7人
SLEなし
- 70人
- 特異度60%なので偽陽性は40%
- 偽陽性は28人
陽性的中率
陽性者は、真陽性29.7人と偽陽性28人です。
29.7 ÷(29.7+28)= 約0.515
よって約**51%**です。
覚えるポイント
感度が高い検査でも、特異度が低いと偽陽性が多くなります。
陽性的中率は検査前確率にも左右される点が重要です。