26PM3|第26回 精神保健福祉士国家試験 過去問
次の記述のうち、パニック症におけるパニック発作の典型的な症状として、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
パニック発作は、突然強い恐怖や不快感が高まり、動悸、発汗、震え、息苦しさなどの身体症状を伴う発作です。社交不安症の対人評価への恐れと区別します。
解説
パニック発作では、明確な危険がない状況でも強い恐怖が急速に高まり、動悸、発汗、震え、呼吸困難感、胸部不快感、めまい、死ぬのではないかという恐れなどが現れます。発作自体の典型症状を尋ねているため、心拍を強く又は速く感じる動悸が該当します。人前で注目されたり否定的に評価されたりすることへの恐れと回避は、主として社交不安症の特徴です。
選択肢の確認
1.動悸{どうき}を感じる。
正しい。心拍数の増加や動悸は、パニック発作でよくみられる代表的な身体症状です。
2.空虚感を認める。
誤り。空虚感はパニック発作の中核的な急性症状ではなく、他の精神状態でみられ得る感情です。
3.興奮して走り出す。
誤り。逃げたい感覚はあり得ても、走り出す行動そのものは診断的な典型症状ではありません。
4.大勢から注目を浴びることを避ける。
誤り。注目を浴びる場面の回避は、否定的評価を恐れる社交不安症により特徴的です。
5.周囲からの視線が気になる。
誤り。他者の視線や評価への持続的な不安は社交不安症の特徴で、パニック発作の典型症状ではありません。
覚えるポイント
パニック発作は「突然ピークに達する強い恐怖+動悸などの身体症状」、社交不安は「他者の評価への恐れ」と区別します。