28PM38第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)専門科目精神障害リハビリテーション論

次の記述のうち、IPS(Individual Placement and Support)モデルの特徴として、正しいものを1つ選びなさい。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

IPSは、本人が希望する一般就労へ速やかにつなぎ、医療と就労支援を統合し、就職後も継続支援するモデルです。給付や家計への相談も特徴です。

解説

IPSは「まず訓練して準備が整ってから」ではなく、本人が働きたいと希望した時に、排除せず、本人の好みに基づく競争的雇用を早期に探します。就労支援員は精神保健医療チームと連携し、就職後も本人の希望に応じて期限を設けず支援します。働くことで障害年金や各種給付、税、医療費負担がどう変わるかは就労選択に直結するため、個別の経済・給付相談を提供します。職業能力評価で対象者を選別せず、障害特性だけで職場を割り当てず、本人の希望を中心にします。

選択肢の確認

1.福祉的就労から始め、一般就労へのステップアップを目指す。
誤り。段階的訓練を必須とせず、希望する一般就労を早期に探すplace then trainの考え方です。

2.援助対象者の決定は、職業能力評価の結果に基づく。
誤り。働きたいという本人の希望を重視し、能力評価によって支援対象から排除しません。

3.支援は、一般就労した時点で終了となる。
誤り。就職は終点ではなく、本人の必要に応じて継続的な就労定着支援を行います。

4.就労先は、対象者の障害特性や職業能力に合わせて選定する。
誤り。特性も考慮しますが、職場選択の中心は本人の興味、経験、希望であり、専門職が割り当てません。

5.就労支援と共に経済的側面に関する相談支援も行う。
正しい。就労に伴う給付や家計への影響について、個別の相談を提供することが原則に含まれます。

覚えるポイント

IPSは「ゼロ除外」「本人の希望」「迅速な一般就労探索」「医療との統合」「継続支援」「給付相談」が要点です。

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