第107回・2024年
107AM021|第107回 助産師国家試験 過去問
母体保護法に基づく不妊手術で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解1
正答
1
この問題のポイント
母体保護法の不妊手術は女性だけを対象とする制度ではなく、生殖腺を除去せず、生殖を不能にする手術を指します。卵管結紮術はその代表です。
解説
母体保護法上の不妊手術には、女性の卵管を結紮・切断する方法と、男性の精管を結紮・切断する方法が含まれます。したがって性別だけで対象外にはなりません。また、法律上の実施要件は本人の健康状態や妊娠・分娩による危険、子の数などを含めて判断されるもので、「子どもがいない」という一事だけを一律の適用除外条件とする規定ではありません。母体保護法第25条では、実施した医師が月内の手術結果を取りまとめ、理由を記して翌月10日までに都道府県知事へ届け出ることを定めています。届出先を保健所長とする選択肢は誤りです。
選択肢の確認
1.卵管結紮術が含まれる。:卵管を結紮して受胎を不能にする術式は法の定める不妊手術に含まれ、正しいです。
2.男性の手術は対象外である。:精管結紮・切断も対象となるため、男性を一律に除外しません。
3.子どもがいない場合は適用の対象外である。:子の有無だけを独立した絶対的除外条件とする記述ではありません。
4.保健所長に実施報告をしなければならない。:法定の届出先は都道府県知事です。実施した医師が、その月の手術結果を取りまとめて翌月10日までに届け出ます。
覚えるポイント
不妊手術は「生殖腺を除去せず生殖を不能にする手術」。女性の卵管手術と男性の精管手術の双方を含みます。実施結果の届出は「医師から都道府県知事へ、翌月10日まで」と整理します。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。
解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。
学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。