107AM022|第107回 助産師国家試験 過去問
助産所が、助産業務ガイドライン2019に基づき、連携する産婦人科医師と相談して協働管理すべき条件で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
助産所で扱う妊産婦は、正常経過として単独管理できる者、連携医師と協働管理する者、医療機関で管理すべき者にリスク分類して判断します。
解説
助産業務ガイドライン2019では、妊娠高血圧症候群の既往があっても今回の妊娠で発症していない場合は、既往を踏まえて連携する産婦人科医師と相談しながら協働管理する条件に該当します。一方、糖尿病合併妊娠は胎児推定体重が正常でも母体・胎児管理を要し、助産所での分娩管理の適応にはできません。前回の早産が妊娠32週という早期であった例や、子宮頸部円錐切除術後も早産リスクを含むため、単に「今回は順調」として助産所の協働管理対象に収めず、ガイドラインの搬送・医療機関管理基準に沿って評価します。
選択肢の確認
1.妊娠高血圧症候群の既往があるが今回の発症はない者:今回発症していない既往例は、連携医師への相談と協働管理の対象であり正しいです。
2.前回は妊娠32週の早産だったが今回の妊娠経過は順調な者:早期早産の既往は再発リスクがあり、この分類より厳格な医療管理を要します。
3.糖尿病を合併しているが胎児の推定体重は正常範囲である者:糖尿病合併そのものが母体・胎児の医療管理を要し、推定体重だけでは適応になりません。
4.助産所で第1子を出産した後に子宮頸部円錐切除術を受けた者:円錐切除術後は頸管短縮・早産リスクを評価し、助産所の通常の協働管理条件とはしません。
覚えるポイント
助産所分娩の可否は「現在正常そうか」だけで決めず、既往歴・合併症・手術歴ごとのガイドライン区分で判断します。