第108回・2025年
108AM005|第108回 助産師国家試験 過去問
男性不妊のリスク因子はどれか。
解答・解説を見る
正解3
正答
3
この問題のポイント
両側鼠径ヘルニア修復術では精管や精巣血管の損傷・瘢痕化が起こり得るため、男性不妊の既往歴として重要である。
解説
精子は精巣で作られ、精巣上体から精管を通って射出される。鼠径管周囲の手術では精管の閉塞や精巣血流障害がまれに生じ、両側に及ぶと閉塞性無精子症などのリスクになる。そのため手術時期、左右、術式を確認し、必要に応じ精液検査や泌尿器科評価につなぐ。腎結石、低身長、単純ヘルペス既往のみは、提示選択肢中で同程度に直接的な男性不妊リスクとはいえない。
選択肢の確認
1.腎結石:尿路結石であり、精管閉塞や精子形成障害を通常直接引き起こす既往ではない。
2.低身長:身長だけから造精機能障害を判断できず、男性不妊の代表的リスク因子ではない。
3.両側鼠径ヘルニア修復術の既往:両側手術後の精管損傷・閉塞や精巣血流障害が不妊につながる可能性がある。
4.単純ヘルペスウイルスの感染の既往:性器病変は生じ得るが、既感染だけで精子形成や精管通過障害の主要リスクとはしない。
覚えるポイント
男性不妊の問診では、精巣・鼠径部手術、停留精巣、感染、薬剤、発熱や生活曝露を確認する。
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