107AM035|第107回 助産師国家試験 過去問
胎児発育不全〈FGR〉の母体側のリスク因子はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・4
正答
2、4
この問題のポイント
胎児発育不全〈FGR〉の母体側リスクには、母体の慢性疾患・内分泌異常と、妊娠前の低栄養を示すやせがあります。
解説
FGRは、胎盤機能不全、母体疾患、胎児・染色体要因、感染など多様な原因で生じます。母体の甲状腺機能亢進症では代謝亢進や疾患コントロール不良が胎児発育へ影響し得ます。妊娠前の低BMIは栄養蓄積が少なく、低出生体重・FGRのリスクです。性器クラミジア感染は早産や前期破水などとの関連が重要ですが、この選択肢群で母体側FGRリスクとして選ぶものではありません。帝王切開既往自体も胎児の成長を制限せず、経産婦であることも一般的なFGR母体リスクではありません。
選択肢の確認
1.性器クラミジア感染症:上行感染による早産等に注意しますが、本問の母体側FGRリスクとしての選択肢ではありません。
2.甲状腺機能亢進症:母体の内分泌疾患として胎児発育へ影響し得るため正しいです。
3.帝王切開の既往:既往だけでは胎盤機能を低下させる一般的FGRリスクとはいえません。
4.妊娠前のやせ:低栄養・低BMIと低出生体重やFGRとの関連があるため正しいです。
5.経産婦:経産であること自体は母体側FGRリスクではなく、初産・高年齢など他の背景を個別に評価します。
覚えるポイント
FGRでは母体血圧・腎疾患・内分泌疾患、喫煙、栄養状態を確認し、胎盤・胎児側要因と併せて原因を考えます。