107PM020|第107回 助産師国家試験 過去問
未熟児網膜症の発症のリスク因子となるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
未熟児網膜症は未熟な網膜血管の発達が低酸素や高酸素、酸素分圧の大きな変動で障害され、病的新生血管を生じる病態である。
解説
発症の基盤は在胎週数が小さいことと低出生体重である。出生後、未熟な網膜血管は酸素環境の急変で正常な発育が停止し、その後の低酸素性刺激で異常な新生血管が増殖する。そのため低酸素症はリスクであり、酸素投与中もSpO2目標範囲を守って高酸素と変動の両方を避ける。スクリーニングは対象児の在胎週数・出生体重に応じて適切な時期に行う。
選択肢の確認
1.多血:未熟児網膜症の主要リスクとしての未熟性や酸素変動に比べ、直接的な代表要因ではない。
2.低酸素症:網膜の虚血・低酸素が病的新生血管増殖を促し、発症・進行のリスクとなる。
3.低カルシウム血症:早産児では起こり得るが、網膜症の病態を直接引き起こす代表リスクではない。
4.ステロイド薬の投与:投与時期や対象による利益・不利益はあるが、本問で選ぶ直接のリスク因子ではない。
覚えるポイント
ROPは「低在胎週数・低出生体重・酸素分圧の異常と変動」。高酸素だけでなく低酸素も避ける。