108AM006|第108回 助産師国家試験 過去問
妊娠初期にみられる生殖器の変化で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
妊娠初期は着床部位の発育が先行して子宮体部が非対称に増大するPiskacek徴候がみられる。
解説
妊娠初期の子宮は軟化し、着床側が局所的に膨らむため一時的に非対称となる。子宮頸部・腟は血流増加により青紫色を呈し、茶褐色ではない。妊娠黄体は胎盤からのホルモン産生が確立するまで妊娠維持に必要で、妊娠8週までに単純に縮小するとはいえない。子宮血流は妊娠経過とともに大きく増えるが、妊娠初期の子宮内膜へ全子宮血流の90%が分布するという説明は適切でない。
選択肢の確認
1.子宮頸部は茶褐色を示す。:妊娠による血流増加で頸部は青紫色を呈し、茶褐色を正常変化とはしない。
2.子宮体部は非対称性に増大する。:着床側の増大が先行し、妊娠初期の子宮体部は非対称になることがある。
3.卵巣は妊娠8週までに縮小する。:妊娠黄体は妊娠初期を支えるため存続し、8週までに縮小すると一律にはいえない。
4.子宮内膜に子宮体部の全血流量の90%が分布するようになる。:子宮血流分布について妊娠初期の内膜に90%という固定した説明は正しくない。
覚えるポイント
妊娠初期の局所的非対称増大はPiskacek徴候、頸部の青紫色はChadwick徴候。