109AM020|第109回 助産師国家試験 過去問
Aさん(25歳、初妊婦、保育士)は妊娠13週である。妊娠初期の検査でサイトメガロウイルスIgG抗体が陰性であった。Aさんへのサイトメガロウイルスの母子感染を予防するための指導で適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
CMVは乳幼児の唾液や尿に排泄されるため、保育・家庭で排泄物に触れた後の手洗いが妊婦の基本的予防になる。
解説
IgG抗体陰性のAさんは既感染による免疫が確認できず、園児の尿・唾液から初感染する可能性がある。オムツ交換後、食事介助後、鼻汁や唾液に触れた後には石けんと流水で手を洗い、食器や歯ブラシの共有、口へのキスを避ける。ネコや土・未洗浄野菜への注意は主にトキソプラズマ予防である。母乳にCMVが含まれることはあるが、妊娠中の母子感染予防として一律に母乳哺育を禁じない。
選択肢の確認
1.ネコの飼育の禁止:ネコの糞便はトキソプラズマ対策に関係するが、CMV感染予防の中心ではない。
2.園児のオムツ交換後の手洗い:乳幼児の尿に含まれるCMVへの接触感染を減らす具体的で適切な対策である。
3.家庭菜園の野菜収穫後の手洗い:衛生上有用だが、土壌を介するトキソプラズマ対策との関連が中心である。
4.出産後の児への母乳哺育の禁止:妊娠期の胎内感染予防にならず、すべての母児に一律禁止するものではない。
覚えるポイント
妊婦のCMV予防は、乳幼児の尿・唾液に触れた後の手洗いと物品共有回避。