107AM005第107回 助産師国家試験 過去問

妊娠初期にhCG〈ヒト絨毛性ゴナドトロピン〉が産生を維持するホルモンはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

hCGはLHに似た作用で妊娠黄体を刺激し、胎盤が十分にステロイドを産生できるまでプロゲステロン分泌を維持して妊娠を支えます。

解説

受精卵が着床すると、栄養膜細胞からhCGが分泌されます。hCGは黄体の退縮を防ぎ、黄体からのプロゲステロン産生を維持します。プロゲステロンは子宮内膜を脱落膜として保ち、子宮収縮を抑え、妊娠初期の継続に不可欠です。妊娠が進むと胎盤がプロゲステロン産生を担うようになります。hPLは胎盤から分泌され母体代謝や乳腺へ作用し、コルチゾールは副腎皮質、プロラクチンは下垂体前葉が主な産生部位です。

選択肢の確認

1.hPL〈ヒト胎盤性ラクトゲン〉:胎盤が産生するホルモンで、hCGが黄体を介して産生維持する対象ではありません。
2.コルチゾール:主に副腎皮質で産生され、hCGによる妊娠黄体維持の中心ホルモンではありません。
3.プロラクチン:下垂体前葉から分泌され乳腺発育・乳汁産生へ関与しますが、hCGが産生を維持しません。
4.プロゲステロン:hCGが妊娠黄体を刺激して妊娠初期の分泌を維持するため正しいです。

覚えるポイント

妊娠初期は「絨毛のhCG→妊娠黄体→プロゲステロン維持」、その後は胎盤へ産生主体が移ります。

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