109PM002第109回 助産師国家試験 過去問

骨盤の横断面の図を示す。考えられる疾患はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

図では膀胱が前腟壁側へ膨隆して腟腔へ張り出しており、前腟壁の支持低下による膀胱瘤を示します。

解説

実画像は女性骨盤の矢状断で、左側が前方です。白く描かれた膀胱の後下方から、膀胱に連続する前腟壁が袋状に下垂し、腟腔へ膨らんでいます。子宮体・子宮頸部は腟口まで下降しておらず、後方の直腸壁が前方へ突出している像でもありません。したがって局在は前腟壁で、膀胱瘤と判断します。

選択肢の確認

1.子宮脱:子宮脱なら子宮頸部・子宮体そのものが腟口外へ下降しますが、図は前腟壁の局所的膨隆です。
2.直腸瘤:直腸瘤は後方の直腸が後腟壁を前方へ押し出す像ですが、図の膨隆は膀胱側にあります。
3.膀胱瘤:前方の膀胱に連続する前腟壁が腟腔へ袋状に突出しており、膀胱瘤の像です。
4.子宮下垂:子宮下垂なら子宮頸部を含む子宮全体の下降が中心ですが、図では子宮の位置は保たれています。

覚えるポイント

骨盤矢状断は「前=膀胱、中央=子宮・腟、後=直腸」。前腟壁の膨隆は膀胱瘤です。

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