45AM028|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
眼位写真(別冊No. 2)を別に示す。 Krimsky 法を行うとき、プリズムをあてる眼と基底方向の組合せで正しいのはどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
Krimsky法で、どちらの眼にどの基底方向のプリズムを置くかを決められるかを問う問題です。
解説
Krimsky法は、角膜反射が偏位している眼ではなく固視眼の前にプリズムを置き、斜視眼の角膜反射が瞳孔中心に来るまでプリズム量を増やして斜視角を定量します。プリズムの基底方向は、偏位を打ち消す向き=偏位方向と反対側に頂点が向くように置きます。
写真では左眼が外下方に偏位しており、固視眼である右眼に基底内方と基底上方のプリズムを組み合わせて置くことになります。
選択肢の確認
1.右眼 ── 基底45°
誤り。斜め方向の単一プリズムでは水平・上下成分を別々に定量できない。
2.左眼 ── 基底315°
誤り。プリズムを置くのは固視眼側であり、左眼ではない。
3.右眼 ── 基底内方と基底上方
正しい。固視眼である右眼に基底内方と基底上方を組み合わせて置く。
4.左眼 ── 基底内方と基底上方
誤り。プリズムを置く眼が誤っている。
5.右眼 ── 基底外方と基底下方
誤り。基底方向が偏位を助長する向きで誤っている。
覚えるポイント
- Krimsky法はプリズムを固視眼の前に置く。
- 基底方向は偏位を打ち消す向き。外斜視には基底内方、上斜視には基底下方。
- 乳幼児や視力の出ない眼の斜視角定量に有用。