45AM027|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
中心フリッカ検査が診断に有用な疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
中心フリッカ値(CFF)が低下する疾患を選べるかを問う問題です。
解説
中心フリッカ検査は、点滅光がちらついて見える限界の周波数を測る検査で、視神経の伝導能(時間分解能)を反映します。視神経炎では視力低下に先行して、あるいは視力が回復した後もCFFの低下が残ることがあり、視神経疾患の鋭敏な指標になります。
白内障・円錐角膜は中間透光体や角膜の問題、黄斑変性・網膜剥離は網膜の問題で、CFFは比較的保たれます。「視力低下の割にCFFが低ければ視神経、CFFが保たれていれば網膜や中間透光体」と鑑別に使います。
選択肢の確認
1.白内障
誤り。白内障では視力が下がってもCFFは比較的保たれる。
2.円錐角膜
誤り。円錐角膜は角膜不正乱視の問題でCFFは保たれる。
3.黄斑変性
誤り。黄斑変性では視力低下に比してCFFの低下は軽い。
4.視神経炎
正しい。視神経炎ではCFFが鋭敏に低下し、診断・経過観察に有用である。
5.網膜剥離
誤り。網膜剥離は網膜の疾患でCFFの特異的な指標にはならない。
覚えるポイント
- CFF低下=視神経疾患(視神経炎、圧迫性視神経症など)。
- 視力の割にCFFが保たれていれば中間透光体・網膜疾患を疑う。
- 健常者の目安はおよそ35 Hz以上。