45AM029|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
Parks の3 step 法について誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
Parksの3 step法の適応と限界を理解しているかを問う問題です。
解説
Parksの3 step法は、①第1眼位での上下偏位、②左右むき眼位での偏位の増強、③頭部傾斜試験(Bielschowsky)の3段階で、単一の上下直筋・斜筋の麻痺を絞り込む方法です。頭部傾斜試験は前庭眼反射(姿勢反射)による代償性回旋を利用しています。
前提が「1本の筋の麻痺」であるため、複数の筋が同時に麻痺している場合や制限性斜視では成立しません。眼性斜頸の原因筋を探る場面が典型的な適応です。
選択肢の確認
1.第1 と第2 眼位をみる。
誤り。第1眼位と左右むき眼位をみるという記述は正しい。
2.上下筋の麻痺を診断する。
誤り。上下直筋・斜筋の麻痺を診断する方法であり正しい。
3.姿勢反射を利用している。
誤り。頭部傾斜試験は姿勢反射(前庭眼反射)を利用しており正しい。
4.眼性斜頸があるときに用いる。
誤り。眼性斜頸の原因筋の同定は代表的な適応である。
5.複数の麻痺筋の検出に有用である。
正しい。単一筋麻痺を前提とする方法で、複数筋の麻痺には適さない。
覚えるポイント
- 3 step法は「1本の筋の麻痺」を前提とする。
- 頭部傾斜試験は前庭眼反射による代償性回旋を利用。
- 複数筋麻痺・制限性斜視・既往手術例では成立しない。