45AM063|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
遮閉法の適応とならないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
遮閉法(occlusion)が適応となる病態を問う問題です。
解説
遮閉法は、片眼を遮ることで抑制の解除、偏心固視の矯正、異常網膜対応の解消を図る訓練法です。斜視弱視・不同視弱視の視力向上と、対応の是正が主な目的になります。
融像衰弱(融像力が弱く両眼視が破綻しやすい状態)に対しては、両眼を同時に使わせて融像幅を広げる融像訓練が必要で、片眼を遮る遮閉法は逆効果になります。眼球運動障害では複視の軽減目的で遮閉することがあります。
選択肢の確認
1.抑制
誤り。抑制の解除は遮閉法の代表的な適応である。
2.偏心固視
誤り。偏心固視の矯正には遮閉法が用いられる。
3.融像衰弱
正しい。融像衰弱には両眼を使う融像訓練が必要で、遮閉法は適応外である。
4.異常融像
誤り。異常融像(異常網膜対応)の解消に遮閉法が用いられる。
5.眼球運動障害
誤り。眼球運動障害では複視軽減のため遮閉することがある。
覚えるポイント
- 遮閉法=抑制・偏心固視・異常対応・複視への対処。
- 融像衰弱には融像幅増強訓練(プリズムバー、大型弱視鏡)。
- 遮閉のしすぎは健眼の遮閉弱視を招く。定期的な視力確認が必要。