45AM064|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
先天眼振について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
先天眼振の特徴を、後天眼振との違いとして押さえているかを問う問題です。
解説
先天眼振では、乳児期から眼球が動揺しているため視覚系がその像に順応しており、動揺視(見えているものが揺れて感じられる現象)を自覚しません。これが後天眼振との決定的な違いです。
そのほかの特徴として、固視努力で増強し暗所やまぶたを閉じると減弱すること、静止位(null point)に向かう代償頭位をとること、両眼視機能は保たれることが挙げられます。
選択肢の確認
1.動揺視を伴う。
正しい。先天眼振では動揺視を自覚しない。後天眼振では動揺視が生じる。
2.暗所で減弱する。
誤り。暗所で減弱するという記述は正しい。
3.固視によって増強する。
誤り。固視によって増強するという記述は正しい。
4.頭位異常が観察される。
誤り。静止位を利用する頭位異常はしばしば観察される。
5.両眼視機能は正常である。
誤り。先天眼振では両眼視機能は保たれることが多い。
覚えるポイント
- 動揺視の有無が先天/後天眼振を分ける最大の手がかり。
- 先天眼振は固視で増強、暗所・閉瞼で減弱、輻湊でも減弱。
- 静止位に合わせた代償頭位と、静止位移動術(Kestenbaum法)。