52AM055第52回 視能訓練士国家試験 過去問

先天眼振の治療法でないのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

先天眼振の治療法を問う問題です。

解説

先天眼振では、輻湊により眼振が減弱することが多いので、輻湊を誘発する基底外方プリズムを用います。基底内方プリズムは開散を誘発して逆効果なので、治療法ではありません。

Anderson法(静止位側の直筋の後転)、Kestenbaum法(4直筋手術で静止位を正面に移す)、水平4直筋大量後転術(振幅の減弱)、ハードコンタクトレンズ(角膜の知覚刺激で眼振が減弱)は、いずれも治療法として用いられます。

選択肢の確認

1.Anderson 法
誤り。Anderson法は先天眼振の治療術式である。

2.Kestenbaum 法
誤り。Kestenbaum法は静止位を正面に移す治療術式である。

3.水平4直筋大量後転術
誤り。水平4直筋大量後転術は振幅を減らす治療法である。

4.両眼基底内方プリズム眼鏡装用
正しい。基底内方プリズムは開散を誘発し逆効果であり治療法ではない。

5.両眼ハードコンタクトレンズ装用
誤り。ハードコンタクトレンズ装用で眼振が減弱することが知られている。

覚えるポイント

  • 先天眼振=輻湊で減弱する。基底外方プリズムで輻湊を誘発する。
  • 静止位がある=Kestenbaum法・Anderson法で正面に移す。
  • 静止位がない=水平4直筋の大量後転で振幅を減らす。

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