49AM055第49回 視能訓練士国家試験 過去問

左方に静止位のある先天眼振に対する治療法はどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

静止位のある先天眼振に対するKestenbaum法の術式を問う問題です。

解説

静止位が左方にあると、患者は顔を右に回して左方視の位置で見ます。治療は静止位を正面へ移すため、両眼を右方へ向ける力を強める操作を行います。

右方視を作るのは右眼外直筋左眼内直筋なので、この2筋を短縮して強めます。実際のKestenbaum法では、これに拮抗筋(右内直筋・左外直筋)の後転を加えて4筋を操作します。

選択肢の確認

1.右内直筋後転と左内直筋後転
誤り。両眼内直筋の後転では静止位を移動できない。

2.右外直筋後転と左内直筋後転
誤り。右外直筋後転は右方視を弱める方向で逆である。

3.右外直筋後転と左外直筋後転
誤り。両眼外直筋の後転では静止位を移動できない。

4.右外直筋短縮と左内直筋短縮
正しい。右外直筋短縮と左内直筋短縮で右方視の力を強め、静止位を正面へ移す。

5.右外直筋短縮と左外直筋短縮
誤り。両眼外直筋の短縮では静止位を移動できない。

覚えるポイント

  • Kestenbaum法=静止位を正面へ移す4直筋手術。
  • 静止位が左=顔を右に回す=右方視を作る筋を強める(または左方視の筋を弱める)。
  • 静止位がなく振幅が大きい眼振には水平4直筋の大量後転。

関連問題

49AM05449AM056
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)