46AM049|第46回 視能訓練士国家試験 過去問
静止位がなく振幅の大きい眼振に対する手術はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
眼振に対する術式を、静止位の有無で使い分ける問題です。
解説
静止位がある眼振には、静止位を正面に移動させるKestenbaum法(4直筋の後転・短縮の組合せ)やAnderson法を行います。代償頭位の改善が目的です。
静止位がなく振幅が大きい眼振には、眼球運動全体を抑制する目的で水平4直筋の大量後転(あるいは腱の切除・再縫着)を行い、眼振の振幅を減らして視力の向上を図ります。後藤法は眼振に対する術式の一つですが本設問の条件には合わず、Hummelsheim法は外転神経麻痺に対する筋移動術です。
選択肢の確認
1.後藤法
誤り。後藤法は本設問の条件(静止位なし・大振幅)に対する標準術式ではない。
2.水平4直筋大量後転
正しい。静止位がなく振幅の大きい眼振には水平4直筋の大量後転を行う。
3.Anderson 法
誤り。Anderson法は静止位を移動させる術式である。
4.Kestenbaum 法
誤り。Kestenbaum法は静止位を正面に移す術式である。
5.Hummelsheim 法
誤り。Hummelsheim法は外転神経麻痺に対する筋移動術である。
覚えるポイント
- 静止位あり=Kestenbaum法・Anderson法(静止位を正面へ)。
- 静止位なし=水平4直筋大量後転(振幅の抑制)。
- Hummelsheim法・Jensen法は麻痺筋に対する筋移動術。