48PM014|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
暗所視について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
暗所視(杆体視)の性質を問う問題です。
解説
暗所視では杆体のみが働きます。杆体は感度が高い一方、種類が1つしかないため色の識別ができず、密度の分布から空間分解能も低くなります。
分光視感度のピークは明所視の555 nmから507〜510 nmへ短波長側に移動します(Purkinje現象)。また暗所では調節が緩まず一定量残るため、屈折は近視化(暗所近視)します。
選択肢の確認
1.色弁別能は高い。
誤り。杆体は1種類しかなく色弁別能は低い。
2.錐体細胞が働く。
誤り。暗所視では杆体が働く。
3.屈折は遠視化する。
誤り。暗所では調節が残るため近視化する。
4.空間周波数特性は高い。
誤り。杆体の分布と収束から空間周波数特性は低い。
5.分光視感度ピークは510 nm である。
正しい。暗所視の分光視感度ピークは約507〜510 nmである。
覚えるポイント
- 明所視ピーク555 nm(錐体)、暗所視ピーク507 nm(杆体)。
- Purkinje現象=暗所でピークが短波長側へ移動する。
- 暗所近視=暗所で調節が緩まず近視化する現象。