48PM055|第48回 視能訓練士国家試験 過去問
斜視弱視にみられないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
斜視弱視でみられる所見と、みられない所見を区別する問題です。
解説
斜視弱視では、偏心固視などの固視異常、立体視機能の異常、パターンVEPの異常(振幅低下・潜時延長)、そして側方抑制の増強(読み分け困難=crowding)がみられます。設問の「側方抑制の減少」は誤りですが、公式正答は限界フリッカ値の低下です。
**限界フリッカ値(CFF)**は視神経の時間分解能を反映し、弱視では比較的保たれます。CFFが低下していれば視神経疾患を疑うべきで、弱視の所見ではありません。
選択肢の確認
1.固視異常
誤り。偏心固視などの固視異常は斜視弱視でみられる。
2.側方抑制の減少
誤り。側方抑制はむしろ増強し読み分け困難となるが、公式正答は別である。
3.立体視機能の異常
誤り。立体視機能の異常は斜視弱視でみられる。
4.パターンVEP の異常
誤り。パターンVEPの異常は斜視弱視でみられる。
5.限界フリッカ値の低下
正しい。限界フリッカ値は弱視では比較的保たれ、低下はみられない。
覚えるポイント
- 弱視の所見=視力低下・固視異常・読み分け困難・立体視不良・パターンVEP異常。
- CFFの低下=視神経疾患。弱視では保たれる。
- 読み分け困難(crowding)は弱視に特徴的。