49AM013|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
AC/A比について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
AC/A比の臨床的意義を問う問題です。
解説
高AC/A比では、近見時に過剰な調節性輻湊が働いて近見内斜視となります(非屈折性調節性内斜視)。治療は二重焦点レンズで近用部の調節を肩代わりさせ、調節性輻湊を減らすことです。
AC/A比は乳児内斜視の診断には使わず、アトロピン点眼下では調節努力が増えて高く測定され、near gradient法は融像性輻湊の影響を除いて測定でき、臨床で評価されるのはstimulus AC/A比です。
選択肢の確認
1.乳児内斜視の確定診断に使用する。
誤り。乳児内斜視の確定診断にはAC/A比を用いない。
2.アトロピン硫酸塩の点眼により減少する。
誤り。アトロピン点眼下ではAC/A比は高く測定される。
3.高AC/A比の患者には二重焦点レンズを用いる。
正しい。高AC/A比の患者には二重焦点レンズを用いる。
4.near gradient法では融像性輻湊の影響を受ける。
誤り。gradient法は融像性輻湊の影響を除いて測定する方法である。
5.臨床にて評価されるのはresponse AC/A比である。
誤り。臨床で評価されるのはstimulus AC/A比である。
覚えるポイント
- 高AC/A比=非屈折性調節性内斜視、開散過多型間欠性外斜視。
- 治療=二重焦点眼鏡(executive型)で近用部の調節を軽減。
- gradient法とheterophoria法では値が一致しないことがある。