49AM036|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
大型弱視鏡で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
大型弱視鏡の構造と測定条件を問う問題です。
解説
大型弱視鏡の接眼部には凸レンズ(+6.5 D程度)が組み込まれ、スライドが光学的に無限遠にあるように見せています。そのため遠見の眼位を測定していることになり、原理上は調節が働きにくい条件です。
回旋偏位の測定には相似図形ではなく同時視スライドや融像スライドを回転させて測ります。γ角は片眼ずつ測定し、器械をのぞく構造上は調節性輻湊ではなく近接性輻湊が介入しやすくなります。
選択肢の確認
1.回旋偏位の測定には相似図形を用いる。
誤り。回旋偏位の測定にはスライドを回転させて測る。
2.γ角は両眼で測定する。
誤り。γ角は片眼ずつ測定する。
3.近見眼位の測定に適している。
誤り。接眼レンズにより無限遠条件となり遠見眼位の測定に適する。
4.接眼部に凸レンズが組み込まれている。
正しい。接眼部に凸レンズが組み込まれ無限遠条件を作っている。
5.調節性輻湊が起こりやすい。
誤り。介入しやすいのは近接性輻湊である。
覚えるポイント
- 大型弱視鏡=接眼部の凸レンズで無限遠条件。遠見眼位を測る。
- 器械をのぞくため近接性輻湊(器械近視)が介入しうる。
- 同時視・融像・立体視、網膜対応、9方向斜視角を評価できる。