49AM035|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
Heringの法則に関係しない検査はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
Heringの法則が関係する検査を問う問題です。
解説
Heringの法則は、両眼のともむき筋には常に等量の神経支配が送られるというもので、共同運動に関する法則です。Hess赤緑試験(第1偏位と第2偏位の差)、9方向眼位検査、4Δ基底外方試験(片眼の内転に伴う対側眼の内転)、Parksの3 step法は、いずれもこの法則を前提とします。
輻湊検査は両眼が逆方向に動く**非共同運動(vergence)**の評価であり、Heringの法則の適用外です。
選択肢の確認
1.輻湊検査
正しい。輻湊は両眼が逆方向に動く非共同運動でありHeringの法則の適用外である。
2.Hess赤緑試験
誤り。Hess赤緑試験は第1偏位と第2偏位の差にHeringの法則が関与する。
3.9方向眼位検査
誤り。9方向眼位検査は共同運動の評価でありHeringの法則が関与する。
4.4Δ基底外方試験
誤り。4Δ基底外方試験では片眼の内転に伴い対側眼も内転する。
5.Parksの3 step法
誤り。Parksの3 step法は共同運動の関係を用いて麻痺筋を絞り込む。
覚えるポイント
- Heringの法則=ともむき筋への等量神経支配(共同運動)。
- Sherringtonの法則=主動筋の収縮と拮抗筋の弛緩(同一眼内)。
- 輻湊・開散は非共同運動で別の制御系による。