51AM027|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
蛍光眼底造影検査について誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
蛍光眼底造影検査の手技と注意点を問う問題です。
解説
フルオレセイン蛍光眼底造影では、静注開始後約10秒で脈絡膜充盈が始まり、続いて網膜動脈が造影されます。この初期相こそ充盈遅延の評価に重要なので、20秒以降から撮影を始めるのは誤りです。
軽微な蕁麻疹でも医師に報告する、インドシアニングリーンは脈絡膜血管の描出に優れる、死亡例が数万人に1人あることを説明する、window defectは過蛍光の一種であることは、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.検査中、1個の蕁麻疹が出た場合でも医師に報告する。
誤り。軽微な蕁麻疹でも医師に報告するという記述は正しい。
2.インドシアニングリーンは脈絡膜血管の描出に優れている。
誤り。インドシアニングリーンが脈絡膜血管の描出に優れるという記述は正しい。
3.検査前に副作用で数万人に1人死亡することがあることを説明する。
誤り。重篤な副作用の可能性を説明するという記述は正しい。
4.フルオレセインナトリウムの撮影は静注開始後20 秒以降から撮影する。
正しい。撮影は静注開始後約10秒の初期相から始めるべきで、20秒以降は誤りである。
5.フルオレセインナトリウムの撮影でwindow defect とは過蛍光所見のひとつである。
誤り。window defectが過蛍光所見の一つであるという記述は正しい。
覚えるポイント
- フルオレセイン=網膜血管の評価。静注後約10秒で脈絡膜充盈が始まる。
- インドシアニングリーン=赤外光で脈絡膜血管を描出。ヨードアレルギーに注意。
- 過蛍光=window defect・漏出・貯留・組織染。低蛍光=遮断・充盈欠損。