55PM028|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
糖尿病患者のフルオレセイン蛍光眼底造影検査の結果(別冊No. 5)を別に示す。この写真の所見はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・3
正答
2、3
この問題のポイント
糖尿病網膜症の蛍光眼底造影所見を問う図問題です。
解説
糖尿病網膜症の蛍光眼底造影では、初期から毛細血管瘤が点状の過蛍光として多数描出されます。また虚血が進むと、毛細血管が閉塞して蛍光が入らない無灌流領域(低蛍光の領域)が現れます。
無灌流領域の広がりは新生血管発生の危険を示すため、汎網膜光凝固の適応を判断する重要な所見です。
選択肢の確認
1.黄斑円孔がみられる。
誤り。黄斑円孔はこの所見に含まれない。
2.無灌流領域がみられる。
正しい。毛細血管の閉塞による無灌流領域がみられる。
3.毛細血管瘤がみられる。
正しい。点状の過蛍光として毛細血管瘤がみられる。
4.前増殖糖尿病網膜症である。
誤り。この写真の所見だけから病期を前増殖と断定することはできない。
5.視神経乳頭の過蛍光がみられる。
誤り。視神経乳頭の過蛍光は主要な所見として挙げられていない。
覚えるポイント
- 単純=毛細血管瘤・点状出血・硬性白斑。増殖前=軟性白斑・IRMA・無灌流領域。
- 無灌流領域の拡大=新生血管の危険。汎網膜光凝固を検討する。
- 黄斑浮腫は視力低下の主因。抗VEGF薬が第一選択。