51PM031|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
隅角検査について正しいのはどれか。
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正解: 4 または 5
正答
4又は5
この問題のポイント
隅角検査に関する知識を問う問題です。
解説
ぶどう膜炎では炎症により虹彩根部が隅角に癒着し、周辺虹彩前癒着(PAS)がみられます。これが進行すると続発緑内障の原因になります。また、隅角の閉塞の程度の評価にはScheie分類が用いられ、隅角の観察できる構造からⅠ〜Ⅳ度に分類します。
隅角鏡による圧迫は眼圧に影響しうること、隅角は全反射のため細隙灯顕微鏡だけでは直接観察できないこと、ステロイド緑内障は開放隅角であることから、他の3つは誤りです。
選択肢の確認
1.眼圧に影響しない。
誤り。隅角鏡による圧迫は眼圧に影響しうる。
2.細隙灯顕微鏡で直接観察できる。
誤り。隅角は全反射のため隅角鏡なしでは直接観察できない。
3.ステロイド緑内障では隅角は閉塞する。
誤り。ステロイド緑内障は線維柱帯の房水流出抵抗の増加による開放隅角緑内障である。
4.ぶどう膜炎では周辺虹彩前癒着がみられる。
正しい。ぶどう膜炎では周辺虹彩前癒着がみられる。
5.隅角の閉塞の評価にScheie 分類が用いられる。
正しい。隅角の閉塞の評価にScheie分類が用いられる。
覚えるポイント
- Scheie分類=観察できる構造による隅角の広さの分類(wide〜Ⅳ度)。
- Shaffer分類=隅角の角度による分類(0〜4度)。
- PAS=ぶどう膜炎、閉塞隅角緑内障、血管新生緑内障でみられる。