53AM042|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
核間麻痺で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
核間麻痺(MLF症候群)の所見を問う問題です。
解説
核間麻痺では内側縦束が障害され、側方視の際に内転障害が生じます。障害されているのは内転できない側のMLFです。
輻湊は別の経路で制御されるため可能であり、これが核性・核下性の麻痺との決定的な鑑別点です。潜伏眼振はなく(外転眼に単眼性眼振が出ます)、対光反射は正常、第1眼位は正位か軽度の外斜視です。
選択肢の確認
1.潜伏眼振がある。
誤り。潜伏眼振ではなく外転眼に単眼性の眼振がみられる。
2.内転障害を認める。
正しい。内転障害を認める。
3.輻湊は不能である。
誤り。輻湊は保たれるのが本症の特徴である。
4.対光反射は消失する。
誤り。対光反射は正常である。
5.第1 眼位は内斜視である。
誤り。第1眼位は正位か軽度の外斜視である。
覚えるポイント
- MLF症候群=内転障害+外転眼の単眼性眼振+輻湊は保たれる。
- 障害側=内転できない側(MLFのある側)。
- 若年両側性=多発性硬化症、高齢片側性=脳幹梗塞。