52PM058|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
核間麻痺でみられる運動制限はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
核間麻痺(MLF症候群)の運動制限を問う問題です。
解説
核間麻痺では内側縦束(MLF)が障害され、対側の外転神経核から動眼神経核(内直筋亜核)へ向かう信号が遮断されます。その結果、側方視のときに内転ができなくなります。
輻湊は別の経路で制御されるため保たれ、外転眼には単眼性の眼振が出ます。若年両側性なら多発性硬化症、高齢片側性なら脳幹梗塞を疑います。
選択肢の確認
1.回旋
誤り。回旋の障害は核間麻痺の所見ではない。
2.外転
誤り。外転はむしろ保たれ、外転眼に眼振が出る。
3.下転
誤り。下転の障害は核間麻痺の所見ではない。
4.上転
誤り。上転の障害は核間麻痺の所見ではない。
5.内転
正しい。核間麻痺では内転が制限される。
覚えるポイント
- MLF症候群=内転障害+外転眼の単眼性眼振+輻湊は保たれる。
- 障害側=内転できない側(MLFのある側)。
- 若年両側性=多発性硬化症、高齢片側性=脳幹梗塞。