49PM055|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
外転制限がみられないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
外転制限をきたさない疾患を問う問題です。
解説
Brown症候群は上斜筋腱鞘の異常により、内転位での上転が制限される疾患です。外転は正常で、外転位では上転できるのが特徴です。したがって外転制限はみられません。
甲状腺眼症(内直筋の腫大と線維化)、眼窩壁骨折(内側壁骨折での内直筋絞扼)、Fisher症候群(全外眼筋麻痺)、general fibrosis syndrome(全外眼筋の線維化)では、いずれも外転制限が生じます。
選択肢の確認
1.甲状腺眼症
誤り。甲状腺眼症では内直筋の線維化により外転制限が生じる。
2.眼窩壁骨折
誤り。眼窩内側壁骨折では内直筋の絞扼により外転制限が生じる。
3.Fisher症候群
誤り。Fisher症候群では全外眼筋麻痺により外転制限が生じる。
4.Brown症候群
正しい。Brown症候群は内転位の上転制限であり外転制限はみられない。
5.general fibrosis syndrome
誤り。general fibrosis syndromeでは全外眼筋の線維化により外転制限が生じる。
覚えるポイント
- Brown症候群=内転位で上転制限、外転位では上転可能。牽引試験陽性。
- 外転制限=外転神経麻痺、甲状腺眼症、内側壁骨折、Duane症候群Ⅰ型。
- 制限性か麻痺性かは牽引試験(forced duction test)で鑑別する。