52PM059|第52回 視能訓練士国家試験 過去問
調節麻痺下に眼鏡度数+2.50D◯cyl+1.50D 90°の上から、レチノスコープを用いて50 cm の検査距離で、縦方向+1.25D、横方向+0.75D で中和した。眼球の屈折値はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
眼鏡装用下の検影法から眼球の屈折値を求める問題です。
解説
検査距離50 cmなので作業距離補正は2.00 Dです。中和値から差し引くと、縦方向(90°経線)が +1.25−2.00 = −0.75 D、横方向(180°経線)が +0.75−2.00 = −1.25 D の追加度数が必要とわかります。
装用中の眼鏡は90°経線が+2.50 D、180°経線が+4.00 Dなので、眼球の屈折は 90°経線が +2.50−0.75 = +1.75 D、180°経線が +4.00−1.25 = +2.75 D、すなわち +1.75 D◯cyl+1.00 D 90° です。
選択肢の確認
1.-0.75D◯cyl-1.00D 180°
誤り。眼鏡度数を加算していない。
2.+0.75D◯cyl-1.00D 180°
誤り。眼鏡度数を加算していない。
3.+1.75D◯cyl+1.00D 90°
正しい。+1.75 D◯cyl+1.00 D 90°が両経線の屈折に一致する。
4.+2.75D◯cyl-1.00D 90°
誤り。球面度数が一致しない。
5.+3.25D◯cyl+2.25D 90°
誤り。作業距離補正が行われていない。
覚えるポイント
- 眼鏡装用下の検影法=眼鏡度数+(中和値−作業距離補正)が眼球の屈折値。
- 作業距離補正=1/検査距離[m]。50 cmなら2.00 D。
- プラス円柱表記では、軸方向が球面度数、直交する経線が球面+円柱。