53AM032|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
レンズメータで光学中心間距離を計測できない眼鏡度数はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
レンズメータで光学中心間距離を測れない眼鏡度数を問う問題です。
解説
球面度数が0で円柱のみのレンズでは、円柱軸の方向に沿って度数が0の線が延びるため、ターゲットが1点に定まらず光学中心が線状になります。したがって左右の光学中心間距離を特定できません。
球面成分を含むレンズや、左右で円柱軸が異なるレンズでは、ターゲットが1点に収束するため光学中心を決定できます。
選択肢の確認
1.右:S+3.00D ── 左:S-3.00D
誤り。球面レンズは光学中心が1点に定まる。
2.右:S-10.00D ── 左:S-10.00D
誤り。球面レンズは光学中心が1点に定まる。
3.右:C-2.00D 180° ── 左:C-1.00D 180°
正しい。球面度数が0で円柱のみのレンズは光学中心が線状になり特定できない。
4.右:S+0.25D◯C-0.50D 90°左:S+0.25D◯C-0.50D 180°
誤り。球面成分を含むため光学中心が1点に定まる。
5.右:S-2.00D◯C-2.00D 45°左:S-2.00D◯C-2.00D 45°
誤り。球面成分を含むため光学中心が1点に定まる。
覚えるポイント
- 純粋な円柱レンズ=軸方向の度数が0のため光学中心が線状になる。
- 光学中心の位置は瞳孔位置に合わせる(心取り)。
- ずれるとPrenticeの法則によるプリズム効果が生じる。