56PM052|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
右方視時に左眼が内上転した。考えられる麻痺筋はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
側方視での眼位異常から麻痺筋を判断する問題です。
解説
右方視では左眼が内転します。内転位で下転を担うのは上斜筋なので、左眼が内転位で**上転してしまう(下転できない)**なら、左上斜筋の麻痺です。
上斜筋の下転作用は内転位で最大になるため、この方向で上下偏位が最も顕著に現れます。
選択肢の確認
1.右外直筋
誤り。右外直筋の麻痺では右眼の外転が障害される。
2.右下直筋
誤り。右下直筋の麻痺では右眼の下転が障害される。
3.左上斜筋
正しい。左眼の内転位で下転できないのは左上斜筋の麻痺である。
4.左上直筋
誤り。左上直筋の麻痺では左眼が下斜視となる。
5.左内直筋
誤り。左内直筋の麻痺では左眼の内転が障害される。
覚えるポイント
- 上斜筋の下転作用=内転位で最大。麻痺すると内転位で上斜視となる。
- 内転位で上下に働くのは斜筋、外転位で上下に働くのは直筋。
- Parksの3 step法で頭部傾斜試験まで行い1筋に絞る。