45AM011|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
麻痺眼が右眼で右上方視のときに複視が最大となる場合、麻痺筋のともむき筋はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
複視が最大となる方向から麻痺筋を決め、さらにその「ともむき筋」を答えられるかを問う問題です。
解説
複視が最大となる方向が、麻痺筋の主作用方向です。右眼が麻痺眼で右上方視で複視が最大なら、右上方視で働く右眼の筋=右上直筋が麻痺筋です。
ともむき筋(共同筋)は、同じ視方向で対側眼が使う筋を指します。右上方視では左眼は内転しながら上転するので、左眼の上転を担う下斜筋がともむき筋になります。上直筋のともむき筋は対側の下斜筋、下直筋のともむき筋は対側の上斜筋、という対応で覚えます。
選択肢の確認
1.上直筋
誤り。上直筋は麻痺筋そのもの(右眼)であり、ともむき筋ではない。
2.下直筋
誤り。下直筋は右下方視で働く筋である。
3.上斜筋
誤り。上斜筋は下転・内旋を担い、この視方向のともむき筋ではない。
4.下斜筋
正しい。右上直筋のともむき筋は対側(左眼)の下斜筋である。
5.外直筋
誤り。外直筋は水平の外転を担う。
覚えるポイント
- 複視最大の方向=麻痺筋の主作用方向。
- ともむき筋の対応は上直筋⇔対側下斜筋、下直筋⇔対側上斜筋。
- 内転位で上転させるのは下斜筋、外転位で上転させるのは上直筋。